【考えてみた】不死/Undying
2012年1月24日 考えてみた コメント (2)
今週末のプレリに向けて?闇の隆盛のキーワードチェック!
今回は頑強の反対能力として有名な「不死」ですよー
基本情報
死亡した事による誘発型能力。
+1/+1カウンターが置かれているかどうかをチェックし、置かれていなければ、+1/+1カウンターを1個置いた状態で戦場に出す。
既出のキーワード能力「頑強/Persist」とほぼ同じなので、ルーリングもそれに似ている。
ややこしい問題
不死能力の適用は死亡する直前に不死を持っているかどうかでチェックされるので、「謙虚/Humility」によって妨害されるが、「イクスリッドの看守/Yixlid Jailer」では妨害されない。
同セットに収録の「墓掘りの檻」は墓地から戦場に出ることを禁止するため、妨害される。
また、不死能力が誘発するかどうかは死亡する直前である戦場に居るときの状況を見て判断される。
感染のダメージや黒の太陽の頂点など、+1/+1カウンターが乗っている状態で-1/-1カウンターが置かれたことによって死亡した場合、
・タフネスが0以下のクリーチャーは墓地に置かれる。
・同一のパーマネントに+1/+1カウンターと-1/-1カウンターとが置かれている場合、それらのうち少ない方(同数なら全て)と同じ数だけ双方が取り除かれる。
これらの状況起因処理が行われる。
死亡する直前には+1/+1カウンターが置かれているため、不死が誘発することはない。
関連カード
各色の不死持ち生物と不死に関連するカードをおさらい
色 ●不死生物枚数(○類似カード枚数)
白●0(○1)
ーーコモンーー
○忠実な聖戦士→不浄な聖戦士
白白 警戒を持つ2/2の擬似不死変身生物。
不死に似た動きをするカードが1枚だけあるが、基本的に白には存在しない。
青●3(○0)
ーーコモンーー
●嵐縛りの霊
1青青 飛行とブロック制限の2/2
ーーアンコーー
●執拗なスカーブ
3青青 スカーブ1の4/4
ーーレアーー
●ゲラルフの精神壊し
4青青 CIPでデッキ5枚削りの5/5
青は各レアリティに1枚づつ。只でさえコストに対する生物の質が及第点なのにそこに不死がついて最強に見える。つまみ食いするには色拘束が強いのがデメリットか。
黒●3(○2)
ーーコモンーー
●盲いたグール
3黒 ブロック不参加の2/2
○死せざる邪悪
不死を付与するインスタント
ーーアンコーー
●復讐に燃えた吸血鬼
4黒黒 飛行の3/2
ーーレアーー
●ゲラルフの伝書使
黒黒黒 タップイン、CIP相手に2点ロスの3/2
ーー神話ーー
○不浄なる者、ミケウス
3黒黒黒 威嚇、プレイヤーを傷つけた人間破壊、他の自軍のサイズアップと不死付与の5/5
不死を持つ生物よりは不死を与えるものの方が強い印象。
青と比較できないorz
赤●3(○0)
ーーコモンーー
●近野の忍び寄り
4赤 バニラの4/1
ーーアンコーー
●紅蓮心の狼
2赤 攻撃した時にウォードラムの1/1
ーーレアーー
●憎悪縛りの剥ぎ取り
5赤 墓地から戦場に出るとパンデモ
枚数は青と同じく各レアリティに1枚づつ、こちらは単純なパワーというよりは一風変わった物の印象
緑●3(○0)
ーーコモンーー
●若き狼
緑 バニラの1/1
ーーアンコーー
●絡み根の霊
緑緑 速攻の2/1
ーー神話ーー
●食百足
2緑緑緑 警戒、トランプルの5/4
緑は速さとパワーが目立ちますね。
枚数は相変わらずの3枚。
相性の良いカード
+縫い師の見習い:
ホムンクルスを出しつつ、生物強化。
+祭殿の刈り取り:
ブロック不死生物を食べることで、ドローをしつつ、ダメージを打ち消しつつ、不死生物を強化できる。
+命取りの魅惑:
基本的には相打ち要員となりやすいが、不死持ちに唱えることで、こちらの生物は戦場に維持することが出来る。
+小悪疫:
生物枠の犠牲を軽減出来る。
+業火への突入(+「陰鬱」):
不死生物を強化しつつ、マナを加速することが出来る。
さらに加速したマナから陰鬱を持つ呪文を唱えることで、陰鬱ボーナスも獲得できる。
+冒涜の行動:
行動のコストを減らしつつ、行動の解決後の戦力復帰を早く行うことが出来る。
+憎悪縛りの剥ぎ取り:
剥ぎ取りの能力を誘発させる基本的組み合わせ。
+排水路の汚濁:
不死1体で戦場から墓地へ2回落ちるため、誘発回数の水増しを図れる。
勿論スライムトークンも倍出る。
+群れに餌:
食べることでトークンを出しつつ強化出来る。誘発がターン終了時なので、不死生物が攻撃に参加していた場合にはアンタップ状態で戻るのも良し。
+出産の殻:
不死生物を強化しつつ、追加の生物を呼び出すことが出来る。
+死体生まれのグリムグリン:
2回のアンタップ保証。
グリムグリンの攻撃に加え、追撃の生物を強化できる。
+ファルケンラスの貴族:
不死生物を強化したり、貴族にDS能力を安定して機能させることが出来る。
+呪詛の寄生虫:
不死で帰ってきた生物のカウンターを外すことで再度不死の誘発をさせることが出来る。
食べ合わせでもう少し更新するやも
対不死
追放
不死を持つ生物を死亡させず、追放してしまえば関係ない。
ーーISD環境ーー
・悪鬼の狩人
・血統の切断
・獄庫
ーーその他ーー
・忘却の輪
・赤の太陽の頂点
解決前追放
不死を持つ生物が死亡しても、能力が解決される前に追放してしまえば関係ない。
ーーISD環境ーー
・墓場の浄化
・スレイベンの異端者
・記憶の旅
ーーその他ーー
・外科的摘出
・虚無の呪文爆弾
・ミミックの大桶(※)
・無限の日時計
※ APNAP順に注意
例)対戦相手が不死生物を自分がミミックの大桶をコントロールしている状況
1.自分ターンで不死生物を破壊した場合
ミミックの大桶→不死の順でスタックに乗るので、不死が先に解決され、不死を持つ生物は戦場に戻る。
2.相手ターンで不死生物を破壊した場合
不死→ミミックの大桶の順でスタックに乗るので、不死生物はミミックにより既に墓地から追放されているので戦場に戻らない。
戻させない
DKA収録のレアに墓地から戦場への帰還を封じる物があるので一応
ーーISD環境ーー
・墓掘りの檻
強化
不死の機能条件を無くすためにカウンターを配置してしまう。ただし、よっぽどの状況での選択肢なので、通常は考えなくて良いかも。
ーーISD環境ーー
・吠え群れの飢え
雑感的なもの
調べてみるまで白を除く各4色に3枚づつしかないとは驚き・・・というよりそれだけ強力なのですかね。
フルスポイラーが出るまでは「マグマのしぶき」の再録を願ってみましたが、そうはいかなったですね^^;
環境での対抗策が少ない以上はやはり戦闘で地道に討ち取ったり、相手に攻撃させないようにするしかないのですかね~
死亡することにアドを見出せるカードが幾つかあるので、それらと相性の良いこのキーワードはリミテッドの幅が広くて面白いです。
ただし、「嵐縛りの霊」おまえはダメだ!
3マナ2/2飛行で及第点なことに加え、一度死亡すると3/3飛行と5マナ相当の生物になるのは厄介。
あとは装備品なりエンチャント、カウンターで強化すればいいでしょ?
んー不安なキーワードが増えてしまった感。
食べ合わせも引き続きよろしくです
キーワード&白
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201141650371838/)
青
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201142125544595/)
黒
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201142317002334/)
赤
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201212059184109/)
緑
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201212225123331/)
マルチ&茶&土地
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201220013572341/)
こんな感じデイ!!
今回は頑強の反対能力として有名な「不死」ですよー
基本情報
不死/Undying
このクリーチャーが死亡したとき、その上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
死亡した事による誘発型能力。
+1/+1カウンターが置かれているかどうかをチェックし、置かれていなければ、+1/+1カウンターを1個置いた状態で戦場に出す。
既出のキーワード能力「頑強/Persist」とほぼ同じなので、ルーリングもそれに似ている。
ややこしい問題
不死能力の適用は死亡する直前に不死を持っているかどうかでチェックされるので、「謙虚/Humility」によって妨害されるが、「イクスリッドの看守/Yixlid Jailer」では妨害されない。
同セットに収録の「墓掘りの檻」は墓地から戦場に出ることを禁止するため、妨害される。
また、不死能力が誘発するかどうかは死亡する直前である戦場に居るときの状況を見て判断される。
感染のダメージや黒の太陽の頂点など、+1/+1カウンターが乗っている状態で-1/-1カウンターが置かれたことによって死亡した場合、
・タフネスが0以下のクリーチャーは墓地に置かれる。
・同一のパーマネントに+1/+1カウンターと-1/-1カウンターとが置かれている場合、それらのうち少ない方(同数なら全て)と同じ数だけ双方が取り除かれる。
これらの状況起因処理が行われる。
死亡する直前には+1/+1カウンターが置かれているため、不死が誘発することはない。
関連カード
各色の不死持ち生物と不死に関連するカードをおさらい
色 ●不死生物枚数(○類似カード枚数)
白●0(○1)
ーーコモンーー
○忠実な聖戦士→不浄な聖戦士
白白 警戒を持つ2/2の擬似不死変身生物。
不死に似た動きをするカードが1枚だけあるが、基本的に白には存在しない。
青●3(○0)
ーーコモンーー
●嵐縛りの霊
1青青 飛行とブロック制限の2/2
ーーアンコーー
●執拗なスカーブ
3青青 スカーブ1の4/4
ーーレアーー
●ゲラルフの精神壊し
4青青 CIPでデッキ5枚削りの5/5
青は各レアリティに1枚づつ。只でさえコストに対する生物の質が及第点なのにそこに不死がついて最強に見える。つまみ食いするには色拘束が強いのがデメリットか。
黒●3(○2)
ーーコモンーー
●盲いたグール
3黒 ブロック不参加の2/2
○死せざる邪悪
不死を付与するインスタント
ーーアンコーー
●復讐に燃えた吸血鬼
4黒黒 飛行の3/2
ーーレアーー
●ゲラルフの伝書使
黒黒黒 タップイン、CIP相手に2点ロスの3/2
ーー神話ーー
○不浄なる者、ミケウス
3黒黒黒 威嚇、プレイヤーを傷つけた人間破壊、他の自軍のサイズアップと不死付与の5/5
不死を持つ生物よりは不死を与えるものの方が強い印象。
青と比較できないorz
赤●3(○0)
ーーコモンーー
●近野の忍び寄り
4赤 バニラの4/1
ーーアンコーー
●紅蓮心の狼
2赤 攻撃した時にウォードラムの1/1
ーーレアーー
●憎悪縛りの剥ぎ取り
5赤 墓地から戦場に出るとパンデモ
枚数は青と同じく各レアリティに1枚づつ、こちらは単純なパワーというよりは一風変わった物の印象
緑●3(○0)
ーーコモンーー
●若き狼
緑 バニラの1/1
ーーアンコーー
●絡み根の霊
緑緑 速攻の2/1
ーー神話ーー
●食百足
2緑緑緑 警戒、トランプルの5/4
緑は速さとパワーが目立ちますね。
枚数は相変わらずの3枚。
相性の良いカード
+縫い師の見習い:
ホムンクルスを出しつつ、生物強化。
+祭殿の刈り取り:
ブロック不死生物を食べることで、ドローをしつつ、ダメージを打ち消しつつ、不死生物を強化できる。
+命取りの魅惑:
基本的には相打ち要員となりやすいが、不死持ちに唱えることで、こちらの生物は戦場に維持することが出来る。
+小悪疫:
生物枠の犠牲を軽減出来る。
+業火への突入(+「陰鬱」):
不死生物を強化しつつ、マナを加速することが出来る。
さらに加速したマナから陰鬱を持つ呪文を唱えることで、陰鬱ボーナスも獲得できる。
+冒涜の行動:
行動のコストを減らしつつ、行動の解決後の戦力復帰を早く行うことが出来る。
+憎悪縛りの剥ぎ取り:
剥ぎ取りの能力を誘発させる基本的組み合わせ。
+排水路の汚濁:
不死1体で戦場から墓地へ2回落ちるため、誘発回数の水増しを図れる。
勿論スライムトークンも倍出る。
+群れに餌:
食べることでトークンを出しつつ強化出来る。誘発がターン終了時なので、不死生物が攻撃に参加していた場合にはアンタップ状態で戻るのも良し。
+出産の殻:
不死生物を強化しつつ、追加の生物を呼び出すことが出来る。
+死体生まれのグリムグリン:
2回のアンタップ保証。
グリムグリンの攻撃に加え、追撃の生物を強化できる。
+ファルケンラスの貴族:
不死生物を強化したり、貴族にDS能力を安定して機能させることが出来る。
+呪詛の寄生虫:
不死で帰ってきた生物のカウンターを外すことで再度不死の誘発をさせることが出来る。
食べ合わせでもう少し更新するやも
対不死
追放
不死を持つ生物を死亡させず、追放してしまえば関係ない。
ーーISD環境ーー
・悪鬼の狩人
・血統の切断
・獄庫
ーーその他ーー
・忘却の輪
・赤の太陽の頂点
解決前追放
不死を持つ生物が死亡しても、能力が解決される前に追放してしまえば関係ない。
ーーISD環境ーー
・墓場の浄化
・スレイベンの異端者
・記憶の旅
ーーその他ーー
・外科的摘出
・虚無の呪文爆弾
・ミミックの大桶(※)
・無限の日時計
※ APNAP順に注意
例)対戦相手が不死生物を自分がミミックの大桶をコントロールしている状況
1.自分ターンで不死生物を破壊した場合
ミミックの大桶→不死の順でスタックに乗るので、不死が先に解決され、不死を持つ生物は戦場に戻る。
2.相手ターンで不死生物を破壊した場合
不死→ミミックの大桶の順でスタックに乗るので、不死生物はミミックにより既に墓地から追放されているので戦場に戻らない。
戻させない
DKA収録のレアに墓地から戦場への帰還を封じる物があるので一応
ーーISD環境ーー
・墓掘りの檻
強化
不死の機能条件を無くすためにカウンターを配置してしまう。ただし、よっぽどの状況での選択肢なので、通常は考えなくて良いかも。
ーーISD環境ーー
・吠え群れの飢え
雑感的なもの
調べてみるまで白を除く各4色に3枚づつしかないとは驚き・・・というよりそれだけ強力なのですかね。
フルスポイラーが出るまでは「マグマのしぶき」の再録を願ってみましたが、そうはいかなったですね^^;
環境での対抗策が少ない以上はやはり戦闘で地道に討ち取ったり、相手に攻撃させないようにするしかないのですかね~
死亡することにアドを見出せるカードが幾つかあるので、それらと相性の良いこのキーワードはリミテッドの幅が広くて面白いです。
ただし、「嵐縛りの霊」おまえはダメだ!
3マナ2/2飛行で及第点なことに加え、一度死亡すると3/3飛行と5マナ相当の生物になるのは厄介。
あとは装備品なりエンチャント、カウンターで強化すればいいでしょ?
んー不安なキーワードが増えてしまった感。
食べ合わせも引き続きよろしくです
キーワード&白
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201141650371838/)
青
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201142125544595/)
黒
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201142317002334/)
赤
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201212059184109/)
緑
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201212225123331/)
マルチ&茶&土地
(http://kuro3bun4.diarynote.jp/201201220013572341/)
こんな感じデイ!!
コメント
あと、ミミックの大桶はタイミングによっては不死の妨害ができないのでご注意を。
嵐縛りの霊のコスパは異常ですからね・・・青白の飛行ビートは強くなりそうです。。
>ミミックの大桶
ご指摘有難うございます。
確かにAPNAP順の問題がありますね、これはちょっと追記。