【何ぞ?】今週末の1枚 姐さん事件です
【何ぞ?】今週末の1枚 姐さん事件です
【何ぞ?】今週末の1枚 姐さん事件です
簡易です~

公式より次期エキスパンションのイラストと思われるものがいくつか公開されましたよっと!
(参考:http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/activity/660

囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One(画像-1)
(参考:http://www.wizards.com/magic/mirrodin/#swamps,hotspots;B16;0;expanded)Φ陣営
シュオルドレッドさん概要
(JFKさんの日記より:http://34540.diarynote.jp/201103011324305590/
謎多き「囁く者」シェオルドレッドに率いられている黒に属する派閥にはひとつの最終目標があります。それは「隷従」。信者はみな仕えるものであり、不信心者は従わせる。すべてはファイレクシアに頭を下げるのだと。囁きの大霊堂の主、アンデッドの王ゲスは、ミラディンの他の人々がその脅威を知るよりもはるか前からファイレクシアを内包していました。今や彼は彼女たちの最終目標に向けアンデッドの大軍を指揮しています。

フレーバーの様な何か
シェオルドレッドの要求と露骨に近い脅迫が、雷のように私の耳に響いた。彼女は囁くだけであり、私はこの恐ろしい言葉を聞くために、決まりの悪い思いをしてその近くに身を乗り出さなければならなかったのに、である。だがこんな日が訪れることは分かっていた――囁く者は自らの領地の内部だろうと外部だろうと、不審な動きはすっかり把握しているのだ。長期にわたって彼女に気取られずに済むと思っていた私が愚かだった。

2名の夜学者が文字通り私を引きずって、見物に集まった阿呆どもの前を通り過ぎ、謁見の間まで連れて行った。シェオルドレッドは私が近づくとギザギザの歯を見せて意地悪く微笑み、その姿を見ようと集まった者を全員退出させた。

そして彼女と私だけになると、こう囁いた。「ごきげんよう、ミラディンのスパイよ。」

私は凍りついた。口の中が瞬く間に乾き、耳の奥が脈打つ音が聞こえた。これほど直截的に出てくるとは予想していなかった。私は頷くことしかできなかった。

「ええ、知っているとも。私は何でも知っている。おまえには仕事をしてもらいたい。カーンを殺すのだ。」

「誰を?」と言おうとしたが言葉が喉につかえた。息を整えもう一度言い直した。「カーンとは何者ですか?」

「カーンとは機械の始祖のふりをしている僭称者だ。気が狂い譫妄状態にあり、弱っている。私があやつの地位につくには死んでもらわねばならぬ。」その直截な物言いに私はまたしても言葉を失った。「この要望を断ったところで、私にとってはひとつ秘密が減るだけの話だ。」そうしてまたギザギザの歯を見せて微笑んだ。「下僕がおまえを案内する。」

2名の夜学者が謁見の間から私を連れ出した。謁見の間の敷居をまたぐと同時に、外で待機していた集団が何一つ音を立てずに中へ戻っていった。やがて立ち止まったかと思うと、夜学者は遠くにある要塞を指差し、その方向へ私を押し出した。自分が故郷へ帰ることはもうないだろうと私は思った。

赤、緑と続き、黒の法務官シュオルドレッドさんのご登場です!
何というかリリアナ姐さん以来の良いイラストですね!!
容姿は完全に十面鬼。だけどそんな些細な事は気にしない♪
しかし小話を見ると・・・責め方も去る事ながら、完全に野心家ですねw
このままではカーンさんが死んでしまう・・・それもありだ!!

ドロスの長/Chancellor of the Dross(画像-2)
(参考:http://www.wizards.com/magic/mirrodin/#swamps,hotspots;B18;0;)Φ陣営
フレーバーの様な何か
イェドリン、 僕はこれを絡み森のどこかにある木のうろから書いている。腹も減ったし、くたびれたけど、まずはこれを書いて君に届くことを祈ろう(どの神に祈ればいい?)。

単刀直入に言おう――レイ=グーアの終わりは近い。ファイレクシア人は・・・あいつら・・・いや、順を追って話すべきだろう。

暗き集いが消失して以来、レイ=グーア全体は引き絞られた弓のように張りつめていた。君もそれは感じていたはずだ。だからこそ君は僕から離れることになろうとも、任務を進んで引き受けたのだろう。君が出発して間もなく、陰口と内輪揉めが収拾のつかないほど激しくなっていった。何かが起きるのは目に見えていた。

ファイレクシアの攻撃によってそれが現実となった。望まれたことではなかったけれど、新しい戦術や兵器を訓練するのにうってつけの機会だった。最初はうまく持ちこたえていた・・・けどそれも将軍が到着するまでの話だ。

吸血鬼だった・・・それだけは感じ取れた。でもそれはファイレクシア人よりも僕らよりもはるかに大きく、光り輝いていた。吸血鬼は脱穀機のように僕らの隊列を薙ぎ払っていった。僕はどうにかその一撃を逃れることができた・・・そして見たんだ。

貼り付けられていた皮膚の一片に、蛇の刻印を持つ道具の刺青が入っていた・・・暗き集いのイクシタルが見せびらかしていたものと瓜二つだった。その近くにはイクシタルの同族であるウニスが持っていたのとまったく変わらない、湾曲する傷跡があった。

僕はその時点で怖じ気づいて逃げ出した。恥ずかしい限りだ。

レイ=グーアを救うために戻ってきて力を貸してほしいのか、それとも二度と会えなくなったとしても逃げてほしいのか、僕には分からない。君にはなすべきことをしてほしい。それが何であれ、僕は満足だ。

もう疲れたよ、イェドリン。これを斥候に渡して休むとしよう。その後何をすべきだろうと、何が起きようと、その時に考えよう。

ドロスとファイレクシアの融合は凄まじいですね。
以前「別棟の長」なるイラストも公開されていた事からもしや「長」シリーズでもあるのか??

Caged Sun(画像-3)
(参考:http://www.wizards.com/magic/mirrodin/#forests,hotspots;G16;0;expanded)◎陣営
フレーバーの様な何か
シルヴォクの癒し手、ジアンの日記より

私は多くの苦悶を見てきたが、あのオーリオックは今でも私を苦しめる。

彼の名前すら分からない。一度に大量に押し寄せてきた人々なかの一人――絶え間なく打ち寄せる死者と瀕死者の波の一滴に過ぎなかった。ベッドの横に行くと、呼吸は浅く、目を大きくギラギラと見開いて私の反対側に首をかしげていた。目立つ外傷はなかったものの、ファイレクシアの毒が蔓延する今日にあってそれは大した意味がない。「お加減いかがですか?」と私は訊ねた。彼はあらぬ方向を凝視するばかりだった。肩に軽く触れてみる。すると急に半身を起こし顔をこちらに向けた。全身がパニックのために引きつっていた・・・まだ力が残っていたら飛び起きて逃げ出しただろう。

「すまない。ま・・・まだ聞こえるんだ」と彼はしわがれた声でそう絞り出した。「最初は何でもないと思っていた・・・これまで対峙してきた怪物とほとんど同じだった。俺達はあまり犠牲を出すことなく怪物の大半を始末してきた。だから気楽に構えていたんだ。」

「さあ横になって。体を休めないと・・・」

「口を開くと紫の舌から胆液が滴っていて・・・そしてあれは・・・ああ・・・」彼は震えだした。あまりに激しく震えるので寝台が揺れ、その顔には涙がとめどなく流れていた。「歌ったんだ。歌詞は・・・歌詞は分からなかったけど、耳が焼けるようだった。すると遠くで唱和する唸り声が聞こえた・・・」彼はこちらに向きなおり、私を見据えた。「俺達は唸り声の主をすぐに見つけられた。でもそれから虐殺が始まったんだ。」彼はようやく横になった。「今でも夢であの賛歌が聴こえる。最悪なのは・・・どうも俺は、その意味を理解し始めているようなんだ・・・」

彼は次の日に死んだ。後になって知ったことだが、彼はファイレクシアの歌を聴いたことで完全に聴力を失っていた。何を耳にしたのか不思議に思うことがある・・・けどそのたびに、知りたくはないというう結論に至るのだ。

ミラディン世界の太陽の守りみたいなものでしょうか。
名称的にはアーティファクトで登場しそうだけど、能力は果たして・・・
気になりますね。

白銀の突然変異/Argent Mutation
(参考:http://www.wizards.com/magic/mirrodin/#islands,hotspots;U13;0;)◎陣営
フレーバーの様な何か
「父親をやっていると、子供がすっかり成長し、別の道を進む可能性が消え去ったと気づく時が訪れるものだ。私の創造主も最初は歓喜し、やがて私がより高度な存在になりえないと明らかになった時に後悔したのだろうか。こんな想いに駆られるのも、自分が創った世界を見てそう感じているからなのだ。」――カーン

イラストを見るとファイレクシア生物が金属化している様子・・・もしや黒い油への対抗策か?!

今日は背景設定が長いものが多かったな^^;

ノシ

コメント

†JOHNNY†
2011年3月4日21:58

Caged Sun>
綺麗なイラストですね!
フレーバーから効果をまったく推測できないwww

黒と4/3@魔王主任
2011年3月6日0:06

>>ジョニーさん
初見タリスマンと誤解したくらい綺麗ですねw
フレーバーの様な何かなので、楽しむ以外に用途が無い現実^^;

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