【サイクル】ローウィン期の再来?
2012年2月23日 考えてみた コメント (6)
闇の隆盛に収録のサイクルをちょっと考えてみる。
今回は友好2色にある部族のロードサイクル
共通項
・友好2色を含む3マナでサイズは2/2、レアリティはアンコモン
・開発部が当初から予定していたイニストラードにおける代表的部族のロード
・自分以外の他の該当部族にサイズアップと何かしらのメリットを与える。
青白
白青はスピリットのロード、他のスピリットに呪禁を与える。
ロード能力はM12にある非実在の王と酷似しているが、こちらはロード自身も同族であることがポイントで、幻影の像でコレをコピーすれば相互にロード能力を与え合うので、触る事が出来ないロードが2体並ぶ事になり対処するのが非常に難しくなる。
また、本体はスピリット系のキーワード「飛行」を持ち、攻撃する際の回避にも優れているので、ただのロードではなく、追加のクロックとして見ても差し支えない。
ロード能力の及ぶスピリットはISDの深夜の出没やムーアランドの憑依地、DKAの未練ある魂や地下牢の霊など有力生物が多く、トークンなどで横に並べる戦略にはサイズアップ、地下牢の霊など除去を嫌う中型には呪禁とそれぞれの噛み合いが良好。
PTホノルルの上位レシピに唯一あがったサイクル生物の実績もある。
青黒
青黒はゾンビのロード、他のゾンビにライフロスのPIG能力を与える。
ゾンビロードはM12にて墓所を刈り取るものが存在するが、こちらは頭数を増やすことは出来ないものの、直接相手のライフを削る事が出来るので、グリムグリンを経由することで一気にライフを削ぎ落とす事も可能。
ロード能力以外に自身は接死を持つため、悪くとも何かしらの生物と相打ちをとれるので、単体生物としても悪くはない。
ロード能力の及ぶゾンビはISDでは戦墓のグール、DKAでは墓所這いやゲラルフの伝書使と軽量で優秀な生物が揃っているので、足の速いデッキを組むのも難しくない。
また、ファイレクシアの十字軍や皮裂きなど意外な生物がゾンビであるため、一度ちゃんと調べてみるとよいかもしれない。
個人的にはコレ+墓所這い+死体生まれのグリムグリンの食べ合わせが気になるところ。
黒赤
黒赤は吸血鬼のロード、他のゾンビ吸血鬼に先制攻撃を与える。
ISDにて既に自堕落な後継者が存在しているがこれはスリス能力を与えるので対プレイヤー用のロードと言って良いかもしれない。これと異なり流城の隊長は生物同士の戦闘における優良キーワード「先制攻撃」を与えるので、対生物用として住み分けできるかもしれない。
(生物に拘らなければ同じ能力を与える「うろつく餌食の呪い」の選択もある。)
ロードサイクルには珍しく他の生物に与える能力を自身も持っているので、問題なくクロックに数えることができる。その反面2体以上並べた時の旨みが少ない。
リミテッド的ではあるが、流城の隊長貴族→血に狂った新生子→コレな動きは非常面白そうである。
赤緑
赤緑は狼と狼男のロード、狼男に裏面固定を与える。
ISDではアヴァブルックの町長の変身後である吼え群れの頭目が同じサイズ修正能力持ちとして存在するが、狼男の変身を固定させるロード能力を持つのはコレだけ。
裏面で固定するので、変身後の2回以上の呪文が唱え難くなるのは緩和される。若干ながら高原の狩りの達人のような表面に戻るとボーナスが得られるカードとの相性が良くないが、そのあたりはプレイヤー判断でカバーしたいところ。
ロード能力の範囲は他のサイクル生物と異なり、「狼」と「狼男」の2種類に対するものなので若干広くはある。アヴァブルックの町長や高原の狩りの達人のような両方ともに関与するカードと合わせると非常に美味しい。
本体は回避能力「威嚇」を持つため、同色やアーティファクト以外であれば一方的にダメージを与えることが出来る。
やはり変身と言うことで月霧と組み合わせて一気に打点を叩き込みたいですね。
緑白
緑白のロードは人間・・・のはずだが闇の隆盛のコンセプト上、カードの収録は叶いませんでした。
ただし、DKAでは人間のロードに近い生物で「スレイベンの破滅預言者」が存在するので全くないと言い切るのもちょっと難しいですねw
ロード生物サイクルは緑白に収録がなかったものの、どれも非常に強力なキーワードを持ったり、与えたりと良カードばかりですね。
リミテッドにおいても色を決める一つの要素になりえるので、環境把握の際には部族も少し考慮すると良いかもです。
また、構築ではドラグスコルの隊長が既に成績を収めており、ゾンビデッキとして戦墓の隊長もちょっと調子に乗っているようなので、これからが楽しみなサイクルでもあります。
しかし緑白のロード収録されなかったのはちょっと残念。第3エキスパンションである「アヴァシンの帰還」にて収録されるとサイクルが完成すると思ってましたが、リミテッドでは独立させられると言うことで収録の芽が若干怪しいです(´・ω・`)
ノシ
今回は友好2色にある部族のロードサイクル
共通項
・友好2色を含む3マナでサイズは2/2、レアリティはアンコモン
・開発部が当初から予定していたイニストラードにおける代表的部族のロード
・自分以外の他の該当部族にサイズアップと何かしらのメリットを与える。
青白
ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain
1白青
クリーチャー - スピリット・兵士
アンコモン
飛行
あなたがコントロールする他のスピリット・クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに呪禁を持つ。
2/2
白青はスピリットのロード、他のスピリットに呪禁を与える。
ロード能力はM12にある非実在の王と酷似しているが、こちらはロード自身も同族であることがポイントで、幻影の像でコレをコピーすれば相互にロード能力を与え合うので、触る事が出来ないロードが2体並ぶ事になり対処するのが非常に難しくなる。
また、本体はスピリット系のキーワード「飛行」を持ち、攻撃する際の回避にも優れているので、ただのロードではなく、追加のクロックとして見ても差し支えない。
ロード能力の及ぶスピリットはISDの深夜の出没やムーアランドの憑依地、DKAの未練ある魂や地下牢の霊など有力生物が多く、トークンなどで横に並べる戦略にはサイズアップ、地下牢の霊など除去を嫌う中型には呪禁とそれぞれの噛み合いが良好。
PTホノルルの上位レシピに唯一あがったサイクル生物の実績もある。
青黒
戦墓の隊長/Diregraf Captain
1青黒
クリーチャー - ゾンビ・兵士
アンコモン
接死
あなたがコントロールする他のゾンビ・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする他のゾンビが1体死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失う。
2/2
青黒はゾンビのロード、他のゾンビにライフロスのPIG能力を与える。
ゾンビロードはM12にて墓所を刈り取るものが存在するが、こちらは頭数を増やすことは出来ないものの、直接相手のライフを削る事が出来るので、グリムグリンを経由することで一気にライフを削ぎ落とす事も可能。
ロード能力以外に自身は接死を持つため、悪くとも何かしらの生物と相打ちをとれるので、単体生物としても悪くはない。
ロード能力の及ぶゾンビはISDでは戦墓のグール、DKAでは墓所這いやゲラルフの伝書使と軽量で優秀な生物が揃っているので、足の速いデッキを組むのも難しくない。
また、ファイレクシアの十字軍や皮裂きなど意外な生物がゾンビであるため、一度ちゃんと調べてみるとよいかもしれない。
個人的にはコレ+墓所這い+死体生まれのグリムグリンの食べ合わせが気になるところ。
黒赤
流城の隊長/Stromkirk Captain
1黒赤
クリーチャー - 吸血鬼・兵士
アンコモン
先制攻撃
あなたがコントロールする他の吸血鬼クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
2/2
黒赤は吸血鬼のロード、他の
ISDにて既に自堕落な後継者が存在しているがこれはスリス能力を与えるので対プレイヤー用のロードと言って良いかもしれない。これと異なり流城の隊長は生物同士の戦闘における優良キーワード「先制攻撃」を与えるので、対生物用として住み分けできるかもしれない。
(生物に拘らなければ同じ能力を与える「うろつく餌食の呪い」の選択もある。)
ロードサイクルには珍しく他の生物に与える能力を自身も持っているので、問題なくクロックに数えることができる。その反面2体以上並べた時の旨みが少ない。
リミテッド的ではあるが、流城の
赤緑
常なる狼/Immerwolf
1赤緑
クリーチャー - 狼
アンコモン
威嚇
あなたがコントロールする他の狼クリーチャーと狼男クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする人間でない狼男は変身できない。
2/2
赤緑は狼と狼男のロード、狼男に裏面固定を与える。
ISDではアヴァブルックの町長の変身後である吼え群れの頭目が同じサイズ修正能力持ちとして存在するが、狼男の変身を固定させるロード能力を持つのはコレだけ。
裏面で固定するので、変身後の2回以上の呪文が唱え難くなるのは緩和される。若干ながら高原の狩りの達人のような表面に戻るとボーナスが得られるカードとの相性が良くないが、そのあたりはプレイヤー判断でカバーしたいところ。
ロード能力の範囲は他のサイクル生物と異なり、「狼」と「狼男」の2種類に対するものなので若干広くはある。アヴァブルックの町長や高原の狩りの達人のような両方ともに関与するカードと合わせると非常に美味しい。
本体は回避能力「威嚇」を持つため、同色やアーティファクト以外であれば一方的にダメージを与えることが出来る。
やはり変身と言うことで月霧と組み合わせて一気に打点を叩き込みたいですね。
緑白
闇の隆盛では収録なし
緑白のロードは人間・・・のはずだが闇の隆盛のコンセプト上、カードの収録は叶いませんでした。
ただし、DKAでは人間のロードに近い生物で「スレイベンの破滅預言者」が存在するので全くないと言い切るのもちょっと難しいですねw
ロード生物サイクルは緑白に収録がなかったものの、どれも非常に強力なキーワードを持ったり、与えたりと良カードばかりですね。
リミテッドにおいても色を決める一つの要素になりえるので、環境把握の際には部族も少し考慮すると良いかもです。
また、構築ではドラグスコルの隊長が既に成績を収めており、ゾンビデッキとして戦墓の隊長もちょっと調子に乗っているようなので、これからが楽しみなサイクルでもあります。
しかし緑白のロード収録されなかったのはちょっと残念。第3エキスパンションである「アヴァシンの帰還」にて収録されるとサイクルが完成すると思ってましたが、リミテッドでは独立させられると言うことで収録の芽が若干怪しいです(´・ω・`)
ノシ
コメント
~黒赤は吸血鬼のロード、他の「ゾンビ」に先制攻撃を与える。~
!!
ご指摘どもです直しておきました^^;
インベやアラーラの時には赤黒がゾンビの色だったんだけどな(´・ω・`)
部族シナジーのせいでブロック数制限というのは無いと思うんですけど、MTG歴的にはそれが事実なのですかね~
どもです、直しておきましたー